ノートパソコンの延命。

なんだか、一昔前ならパソコンと言えば「速ければ速いほどいい」っていう感じが
ありましたけど、最近はそうとも限らない感じになってますよね。
いくらでも速くできるので、「いや、そこまでしなくてもいいや…」みたいな
ことが起きてるんでしょう。
最低限使える程度のまずまずの速さで、安くてシンプルなものが多くなってきました。

「ちょっと使うだけなんだから最先端じゃなくて、とにかく安くて軽いのがいい!」という
流れは、間違いなく2007年発表のEeePCから来てますね。
最先端を求めず、時代に逆行してしょぼいパーツを組み合わせた
安いPCが流行ったわけです。
結構なブームになりましたよね。
それでMSがしょぼいネットブック専用にXPのライセンス期間を延長したり、
ネットブック用にIntel Atomプロセッサが開発されたりね。
何年かすると「やっぱしょぼすぎて使えんわ」って気づいたのか、
もうちょっとスペック高めのノートにシフトしていきましたが、
(CULVノートもUltrabookも、誰も言わなくなったね…)
そういうブームがあったせいか、昔みたいに「全部入り!」っていう
ノートパソコン、最近はあんまり見ない気がする。
しょぼい作業はパソコン立ち上げなくても
タブレットだったり、スマホでできるようになったし。
もっとも、takechanがしばらくノートパソコンを買ってないのもありますがw

…なんの話かと言いますとね。
職場のある人から
「古いノートパソコンがあって、他の人にあげるからセットアップしといて」
ということを頼まれたわけですよ。
takechanの業務範囲なのでもちろんやりますよ。
ヤマ○電機に持って行くと技術料金取られますけどtakechanは無料ですよ。

takechanとこにそのPCが届きまして、
箱を開けてみてまず「ちっちゃ!」と口走りました。

dynabook UX/23JBR
http://dynabook.com/pc/catalog/support/search/user/cgi-bin/disp.cgi?pid=PAUX23JNLBR&dir=LBDBs

後で調べて特定したけどこれらしいわ。
2009年発売。思いっきり全盛期のネットブックです。

そうとは気づかず、状況をまず確認してみようと
コンセントに繋いで電源ぽち。
起動するまでにメールを一本作成してっと……

てーてーてーんててーん♪
(階名で敢えて書くなら、[Eb]~[Bb]~[Ab]~[Eb]~[Bb]~♪)

?!

……久しぶりにこの音聞いたぞ。

画面を覗くとおなじみの草原の壁紙(変えてないんかい)と
左下に見える「スタート」の文字。

…あ、XPじゃん。

ですよねー、見た感じネットブックですもんねー。
(ここで型番をググってスペックを確認)

さて、どうしよう。
「使えるようにしといて」というだけなので、リカバリして
買った時の状態に戻せばそれでも業務完了にはなるわけですが、
ご存じの通りWindows XPのサポートはとうの昔に終了しているわけで。
本体が問題なく動いていても中身が保証されないわけです。
「玄関の鍵が実は簡単にピッキングできるタイプだって判明したけど、
そんな泥棒うちには来ないしー」って住み続けてるような状態です。
サポート期間なら鍵を無料で交換してくれたけど、それももう来ないわけ。

ネットに繋がないで実験用に使ったり、仮想環境で使うならともかく、
まともに第1線で活躍してもらうのにXPはちと、かなり不安。
しかも、使うのはPCのことよく分からんおっさんだし…。
社内で導入を進めているグループウェア(Apps)を使うにも
Google Chromeを入れないといかんけど、
takechanが仮想環境に入れてるXPでは
もうすぐXPとVista用のChromeはサポート打ち切るよって
警告がしつこく出てくるし…

悩んだ末にWindows7を入手。
いや、そうするしかないっしょ。

Microsoft Windows7 Home Premium DSP版 DVD LCP 【紙パッケージ版】
http://www.amazon.co.jp/dp/B00HSC6610

いやー、高い。相手がPC上級者なら迷わずLinuxにするのに。
もちろん請求します。

外付けのDVDドライブがなかったのでデスクトップPCを使ってUSBメモリにWin7を仕込む。
USB2.0じゃUSBインストールにしても速くなるってことは、ない。
ま、1時間くらいしてやっと見慣れた画面になりまして。
一応SP1当てて、更新プログラムを拾ってきて…

…と、ここで終業時刻。古いPCだから時間がかかるのは想定してたけど
想定以上に動作がトロい。
帰りの車の助手席で更新プログラムのインストールを進めながら(放置)、
家に持ち帰って続きの作業(基本放置するだけ)。

寝る直前になってやっとWindows7の下準備が整う。
よし、時間がかかるAppsのセットアップを寝てる間に進めておこう…

…動作重すぎー!!

よく考えたらXPを想定してメモリが1GBしか積んでないのに、
そこにWin7を載せたらもうカツカツもカツカツです。
メモリ使用率が80%以下にならない。
バックグラウンドで何か作業始まると、何も起動してないのに
90%超えてくる。
※Win7(32bit)の最低動作用件がメモリ1GB

いくらなんでも、このレベルだと誰でも「遅い!」と感じる
と思い、メモリを2GBに増設することに。
もちろん、後日請求します。
DDR2ってむしろ今は割高なのな。
それでも送料含めて2000円くらいだったけど。

というのが、昨日までの作業記録。
メモリが届くのが今日の夜か明日なので、
交換して使えるレベルになるのか、ならないのか。
ならないなら今度はHDDをSSDにしたらいいのか。
そもそも、Atomの時点で諦めるしかないのか。
まぁ、自分で使う訳じゃないのでSSDまでやってあげるほど
takechanもお節介じゃないですけどね。
似たようなネットブックを持ってまして、それはメモリ2GBで
わりかし使えるレベルの動作をしてますので、
たぶん、メモリ交換だけでイケると思う。

うーん、こうやって考えると、既にブームの去って
中古PC屋で激安で売られているネットブックも、
メモリとHDD(SSD)を入れ替えれば、
多少は使えるものになるんじゃないかな。
もっとも、そういうしょぼいスペックのノートパソコンの地位が、
今じゃiPadとかそういうタブレットに奪われてますので、
用途としては、物理キーボードでガシガシテキストを作成する
ような、ワープロ専用機みたいなものになりますけどね。
takechanの持ってるネットブックもそんな訳で
pomeraの豪華版みたいになってますしね。

昔買ったネットブックが家のどこかにあるという人、
意外とそれ、今でも使えるかもしれません。