光を、味方につける。

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「回遊」
Taken on Jan 31, 2013
@多摩動物公園
Camera: Nikon New FM2
Lens: Ai Nikkor 50mm F1.8S
Film: Lucky SHD 100


多摩動物園シリーズ2回目。
一昨年3月以来密かに皆様の役に立ってるとか立ってないとかの
フィルム比較記事の続編と考えて頂いて結構です、今回は。
フィルムの特徴を書いていくにあたって、この「Lucky SHD 100」というフィルムは分かりやすい。
TOPに載せたようなハイライト部分の多い写真だとそれほど気にならないんですが…

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nFM2*50/1.8*SHD100 

このように、コントラストの強い条件で撮影するとハイライト部分がふわーっとなります。
いわゆる「ハレーション」です。
いくらモノクロフィルムという前時代趣味のモノでも、今売っているフィルムの大半には
アンチハレーション層といって、フィルムを透過した光がカメラの蓋に反射してまた露光するのを
防ぐ薬剤の層が当然のようにあるところを、どうやらこのフィルム、それがない
初めてこのフィルムを現像したときはびっくりしましたねぇ。
「なんじゃこりゃー」って感じでした。
ハレーションが起きるっていうのは基本的に良くないこと、欠点な訳ですから。
しかしながら、巧く使うとそれも効果のひとつとして活かせるわけで。
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nFM2*50/1.8*SHD100
どことなく、幻想的な感じが創り出せます。
場合によってはいい働きをするんです、欠点が。
デジタルカメラ使って撮れば、後からソフト効果なんていくらでも後付け出来るわけですが、
フィルムで撮るということは、基本的にその場での一発勝負なので、
それなりの緊張感があって、それがまた楽しいと。
これからモノクロフィルム使ってみようかなーという人には、作者は必ず
400TXで撮ってD-76で現像する組み合わせをオススメしてますが、
こうやってフィルムを選ぶ楽しみというのも、デジタルにはない世界で楽しいですね。
撮る時点である程度、仕上がりが決定するわけですからね。
ところで、作者の手元にあるSHD100は残り4本。
今まではヤフオクで仕入れてたのですが、最近出品されてるの見てないですね…
これからはどこで入手したらいいんだろうか。
…そんなわけで、今回はフィルムの紹介でした。

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Posted by takechan